先端の技術を体験!!


自走式土質改良機(板井迫地区)をバックに記念撮影

7/18(木)  大分57号大野竹田道路の現場にて、社内研修会を行いました。

まず、尾峰地区の現場にて、『自動追尾・自動視準トータルステーション新型SRX』の取扱方法の研修を行い、現場事務所にて福井コンピューターの担当より『TS出来形管理ソフト』の説明・使用方法の研修会を行いました。

そして、板井迫地区の現場に移動し自走式土質改良機の現場見学会を行いました。

自動追尾・自動視準トータルステーション新型SRXとは?
【特長】

  • 圧倒的な追尾性能の向上
    自動追尾機能の大敵である“外乱光”の影響を受けにくくする新たなアルゴリズムを搭載しました。車のフロントガラスや屋根からの強い太陽光反射などによる、自動追尾のプリズムロストの発生率を低減しています。またプリズムロスト時にそれまでのプリズムの動きを継続する“予測機能”を搭載し、仮にロストが発生した場合でも、それまでのプリズムの動きを継続することによって、より再補足しやすくなり、信頼性が向上しました。
  • モーター速度の向上
    モーター速度を高速化しました。追尾速度の向上はもちろんのこと、自動対回観測で約20%ものスピードアップ*を実現しています。
    * 2方向、180°の場合
  • ノンプリズム測距のロングレンジ化
    位相差方式で正確性な測定が可能なRED-tech EDMの最新版、「RED-tech 800」を搭載しています。ノンプリズム測定は0.3m~800mまでの測定が可能となりました。
  • すべての機種で、高精度測距が可能
    従来、SRX1だけに搭載されていたプリズム時の高精度測距1.5mm+2ppm×Dを、すべての機種へ搭載しました。
  • 見やすくなった大型液晶
    「表示が大きく見やすい」と好評の液晶タッチパネルが大型化され、さらに見やすくなりました。新採用の照度センサーにより、自動的に明るさ、輝度、色などを調整し、常に見やすい表示画面になっています。

TS出来形管理とは?

情報化施工技術の一つであり、従来利用されている巻尺・レベルに代わって、施工管理データを搭載したトータルステーション(TS)を利用した出来形管理方法です。
TSの利用により3次元の座標値を計測することで、瞬時に設計値との比較ができるようになり、施工管理・監督検査に計測した施工管理データを用いることが可能となります。

主なメリットとして以下の内容が期待できます。

■ 計測作業の効率化(従来比約半減)
■ 帳票作成の効率化(データより自動作成し転記ミスも防げます)
■ 計測と同時に設計値との比較が出来る為出来形不足を迅速に発見
■ 検査の効率化